曇り空の中、京都府南丹市美山で野草作りをしている『美し山の草木舎』の代表 渡部康子さんを訪ねました。
渡部さんは美山に嫁がれてから、周りのおばあちゃん方から、自然の恵みをいただく様々な知恵を教えてもらったそうです。そして身近にある野草を使ったお茶を通して、そのような知恵をまた次の世代へ伝えていこうと活動されています。
私たちも早速、野草茶作りを習いました。
身近にある雑草と言われるような草にもさまざまな薬効があります。(今年はほんとに野草の力を学ぶ機会が多いです)
乾燥させた野草をブレンドします。
適当な大きさに切って大きなお鍋で炒ります。
だんだんパリパリとした感じに。
これが出来上がり。
材料となる ゲンノショウコ。下痢止めや胃腸薬として古くから民間薬として使われていたそうです。「現に良く効く証拠」が名前の由来。
さわやかな香りの カキドオシ。糖尿病に効き目があるそうです。
いろいろな野草が生える畑、その向こうは、小雨の降る美山。
野の恵みを大切に、それを使って暮らしてきたおばあちゃんたちの知恵、それはお金には変えられないような大切なものです。渡部さんから、私たちへ、また私たちもそれを次の世代に伝えていけるといいなと思います。
もっともっといろんなことを教えていただけるといいなぁと思いながら、美山を後にしました。
マルメロでも、美し山の草木舎さんの3種類の野草茶を取扱いさせていただくことになりました。
各550円(ラベルのデザインは、マルメロでも取扱いさせていただいている綾部の紙漉き職人 ハタノワタルさんです。ご縁があるなぁ)
美し山の草木舎HP →
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