山形のイタリアンレストランのシェフ・アルケッチャーノのシェフ、奥田政行さんをお迎えしての食と農の寺子屋、終了いたしました。(→
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お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
直接、奥田シェフのお話を聞き、お料理をいただける貴重なひとときでしたね!
今回のもう一つの主役、兵庫の在来作物をご紹介です。
これらの野菜は、ひょうごの在来種保存会の代表 山根成人さん、池島耕さんのお力添えで分けていただくことができたものばかりです。ここでもう一度ご紹介を。
ハリマ王ニンニク (生産者:加西市東剣阪町 北本惠一さん)
“ハリマ王ニンニク”は、北本さんの祖父が導入したもの。名前もなかったそうですが、氏が保存会とが一緒に考え命名されました。なんだか迫力のある名前ですよね!?現在では、加西市だけでなくかなり広く栽培されている。
山ウド(生産者:豊岡市但東町赤花 本田重美さん)
本田さんは、赤花そばを復活させ、地域の特産にまでされたことでも有名な方です。この山ウドは、元々は三田のウドであったそうです。
とっちゃ菜(姫路市余部区下余部 中野利明さん)
種を取り続けて最低100年の歴史があるそうです。フダンソウを作り続けると葉の形が丸くなり、茎の白さが際立ってきているとか。生でかじってもとても美味でした。
朝霧茶(生産者:佐用郡佐用町 久保 稔さん)
無農薬無肥料栽培のお茶を作られています。山間の茶畑は美しく、土はふかふかでした。今月末にお茶の手摘み体験も実施されます。
北村わさび(生産者:豊岡市日高町 北村 政之さん)
標高80メートル、日本一標高の低い場所で作られるワサビ。
豊富な湧き水のおかげで、約3反のワサビ田は絶景だそうです。行ってみたいです!!
ご協力いただきました生産者のみなさま、本当にありがとうございました。
余談ですが・・・
帰り際に、奥田シェフに「睡眠時間2時間で眠くならないんですか?」とお伺いすると、「夢中になってすると眠くならないものですよ」とさらっと答えが返ってきました。
すべての原動力は、地域や日本への愛や情熱なんだな~
シェフのような料理の技術や知識は持てないにしても、愛や情熱なら自分も持てるかもしれないと勇気づけられた気がしました。
まずは自分のできることから、夢中になってやっていきたいです。